就活の成功に重要なのは大学の支援ではない。重要なのは○○です。

2013年6月15日(土)の日本経済新聞にて、
「大学は変われるか」
という記事の中で、
「育たぬタフな若者」
ということをテーマに、
最近の学生の傾向が書かれていました。

その記事の中では、

就職貴族と言われ学生の自主性を尊重してきた
一橋大学でさえも、
就活への支援を積極的に力を入れ始めた。

大学生約5,000人に実施した調査によると
「自分で発表する演習よりも、教員の話を聴く授業が良い」
と答えた学生が8割。

東大の学生でも
「試験に出る大事なところを教えてください。」
といつも同じ質問を受ける。

というような内容が書かれており、
「グローバル社会をたくましく生き抜ける人材」
「自分の頭で考えて行動でき、人格的に優れた人材」
が必要とされる現在と、
全く逆の人材が育成されてしまっている課題について、
触れていました。

キャリアカウンセラー、企業の人事担当者同士
で話していても、
やはり同じような話が出ます。

私が実際に感じているのは、二極化です。

学生と接していると、
皆が皆、そんな情けない人材ではなく、
学歴関係なく、
素直に尊敬できる学生もたくさんいます。

でも、言い方が悪いですが、
本当にそれは無いだろう・・・というような
ひどい学生の数が増えているのも現実です。

良い学生とひどい学生の差が極端に開いていて、
良い学生の良さと、
ひどい学生のひどさが共に増している気がします。

私が特に良い、ひどいの差が出てると思うのは、

「他人への気配り」
「他人の評価を受け入れる力」


です。

「他人への気配り」で言うと、
明らかに説明会や面接での
連絡無のバックレ率が高まっていると思います。

自分に関係なくなったと思った時の、
割り切り感がひどい。

一つ電話、メールすればいいところを、
面倒くさい、いちいち相手と向き合うのが嫌だ
ということでしない。

自分が一度、仲間・友人関係だと受け入れた関係に対しては、
異常なくらい気を使ったりするのが見られるのですが、
それ以外への気配りができない人は、
非常に増えているのが実感です。

「他人の評価を受け入れる力」については、
今の自分を受け止めてくれる関係しか作っておらず、
今の自分を否定されるような環境には飛び込まない。

もしくは、否定されたら、それを非難して、
自分の責任はほぼ無いと、そのほとんどを他責にし、
安全地帯に居続ける。
結果、あまり成長しない。

ひどい学生には、そういった傾向がみられるのです。

私の個人的な見解では、
このことは大学を含めた教育機関の問題というより、
家庭、特に親の問題が大きいような気がしています。

学生と話をしていると、
良い学生は、親と適度な距離感があり、
信頼関係はあるのだけど、依存関係は無い。
結果、学生が堂々と自分の考えをもって、
色々と挑戦をしています。

ひどい学生は、
親が子供の苦労を心配するあまりに、
色々なことを用意、準備しすぎている
というように感じることが多いのです。

教育機関が、
親の考え方を変えることは本当に難しいと思うので、

私は、学生自身に気づいて、
自分自身の行動を変えてもらいたいと
強く思います。

本当に、
主体性や自分で考える力が無い学生が
増えているのであれば、
そこを持てば、他の学生と差別化ができるということです。

・自分で積極的に何か発表をする場に出ていく。

・自分で考えて何か行動する。

・自分と違う価値観の人の集団にあえて飛び込む。

・自分より年上の人達と積極的に付き合い、
 とことん気配りをする。

・自分を評価される場にさらす。
 評価される場に挑む。

などなどの経験を意図的に積んでいくだけで、
おそらく他の学生と差別化でき、
良い人材へとなっていくでしょう。

親や大学が何かやってくれるのを期待する人材は、
正直、良い人材になれる気はしません。

自分が主体的になって初めて、
そういうサポートを力にすることができます。

まずは自分。

そういった意識を持つことが、
就職活動を成功させる第一歩だと思います。







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低学歴学生はますます不利に!?どうしたら、その不利を跳ね返せるか?

2013年6月3日(月)の日本経済新聞に、
大学の就活へのサポートについての記事が
掲載されていました。

学生があまり知らない企業を集めた合同説明会。

キャリアカウンセラーの指導のもと、
エントリーシートを書いたり、
模擬面接を受けたりする少人数制のガイダンス。

「記録」「予測」「提案」など、
仕事に必要な40種類の能力を
書き出したカードを用意し、
学生自身が得意だと感じる能力のカードを選んで、
業種・業界の研究をやり直す支援。

などなど、
キャリアセンターを中心に、
大学によって、様々な支援を行っている様子です。

もし就活がうまくいってないのであれば、
まずは、大学のキャリアセンターの支援内容を調べ、
その支援にのっかってみることは、
非常に良いことだと思います。

偏差値が高くない学生は、
特にキャリアセンターを
有効に活用してほしいと思っています。

何故なら、自分一人で活動すると、
非常に効率の悪い就活をする可能性が高いからです。


同じ日本経済新聞の記事に掲載されていたのですが、
リクルートワークス研究所の調査によると、
従業員1,000人以上の企業に就職したいと考える
2014年卒の学生は22万1500人で、
前年より4.1%増加。

一方で、この希望の企業求人数は、
前年比1.5%弦の15万4100人。

つまり、
大手志向が強まっている学生ニーズに対し、
大手志向の需要は減っているため、
ミスマッチが起こりやすくなっているわけです。

さらに、
6月3日(金)の日本経済新聞に
書かれていた記事によると、
就活期間の短縮化によって、
企業が採用にかけられる時間が
少なくなったこともあり、
企業の採用活動における大学選別は、
ますます激しくなっているとのこと。

ある会社の調査によると、
重点的に学内説明会などを開催する
偏差値上位校を中心とした
「ターゲット校」を設定する企業は、
2011年卒の採用では33%だったが、
2014年卒の採用では52%にまで急増したという。

この傾向はますます強まると思います。


これらの事実をふまえ
予測されるのは、

学生の大手志向はどんどん強まる。

ただ応募がたくさんきてしまう大手は、
より偏差値上位校をターゲット校とする傾向を強め、
厳選採用を行う。

偏差値が高くない学生は、大手をどんどん落ちる。

就活で内定が出る学生と出ない学生と、
ますます二極化する。

という流れです。


では、どうするか。

何度も、このブログで書いていますが、
偏差値が高くない学生は、
大手ではない優良企業を探し、
その企業に内定をもらうことに
全力を注ぐことが有効だと思います。

そのためには、
そのような企業情報を集めやすい
キャリアセンターを有効活用した方が、
間違いなく良いと思います。

大手ではない優良企業を探す方法は、
このブログでも色々記載していますので、
是非、そちらも参考にしてみて下さい。



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プロフィール

先崎 進

Author:先崎 進
三流大学卒業後、甘い考えで就職した会社を甘い考えで1年で辞め、フリーター生活へ。
2年後、社会人となるべく就活するものの、待っていたのは厳しい現実。
そこからなんとか就職し、総務部にて猫のフン拾いの仕事等からスタート。
そこから紆余曲折を経て、事業責任者、人事責任者、研修トレーナー、上場企業の執行役員などを経験しているキャリアカウンセラーです。
自分と同じように、低学歴でも、フリーターでも、途中挫折してしまっても、投げ出さなければ大丈夫!ということを大切に、就職、転職、キャリア作りに少しでも役立つ情報を提供できたらと思います。
モットーは「人に元気を!」

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