ブラック企業に入らないために「入社3年後の離職率」に注目しよう
嘘がつきにくい「事実」をつかみに行く必要があることは、
以前、書いたとおりです。
では、どんな「事実」をつかみにいくか。
まず知っておきたいのが、
「入社3年後離職率」
です。
就職四季報に掲載されています。
これに載っていない企業は、
直接企業に質問してみれば良いと思います。
具体的に、
「3年前に何人入社されて、今、何人辞めずにご活躍されていますか?」
と聞けばいいと思います。
数字が良ければ、公表したり、堂々と言う確率はかなり高いです。
これを言いたがらない企業は、その時点で怪しいです。
厚生労働省が公表している数字は、
高校卒で35.7%
大学卒で28.8%
ちなみに大学卒の離職率は、
1年目11.5%
2年目 8.9%
3年目 8.4%
合計 28.8%
となっています。
100人入社したうちの、
11~12人が1年で辞め、9人が2年で辞め、8人が3年で辞め、
合計30名弱が3年以内に辞めているということです。
しかし業界によって、
かなり差がありますので、
同じく厚生労働省が公表している
業界別データを参考にしてみると良いでしょう。
↓
http://www.mhlw.go.jp/topics/2010/01/tp0127-2/dl/24-19.pdf
この公表されている数字より高い企業は、
ヤバイ臭いがします。
注意しましょう。
逆に低ければ、比較的、居心地の良い会社である
可能性があります。
が、ただ一つ伝えたいのは、
離職率が低い=必ず良い会社
では無いということです。
例えば、
離職率が低い=居心地が良い=あまり競争が無い
ということも考えられ、
その会社が何か規制や時代に守られているおかげで、
離職率が低い状況にあった場合、
そこで働いていても、
一般市場で通用する能力はつきにくい
というデメリットがあります。
もし、規制や時代が変わって、
その会社が急に競争世界に突入した場合、
その会社が生き残れる可能性は低く、
そこで転職するにしても、
他に雇用してもらえる力が無く、
一気に就職弱者の仲間入りをしてしまう可能性があるのです。
ですから、離職率を見る時には、
高い会社には注意。
低い会社は、特に評価をあげる訳でもなく、
「ブラック企業ではなさそうだ・・・」
くらいに留めておくのが良いと思います。
就職活動の貴重な時間を
変な企業になるべく使わないようにする為の
参考としましょう。
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